さださんのお母様の本

「永き旋律(メロディー)」(佐田喜代子/自由国民社)

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先頃、さだまさしさんのお母様が天寿を全うされました。
90歳。永いご生涯でした。

お母様が書かれた本を、さっそく図書館で取り寄せました。

中国で過ごした青春時代、結婚、出産、まさし少年と二人三脚のヴァイオリン修行。

苦しい生活の中での三人の子どもたちへの溢れる愛情や、
戦後の長崎の風景などが、みずみずしい輝くような文章で綴られています。

<長崎旗(凧のこと)が紺碧の空を舞いはじめる頃、眩しい日射しをいっぱいに受けて、私は長男を生みました。・・・・
生きてる人を産む、私は産んだのだ、一つの生命を。この不思議さは何にもたとえ様がありませんでした。何がなんでも唯ひたすらに一所懸命育てる事、私にとってそれは、私の命が絶えるまで厳粛な、そして理屈などない母親の真実でしかありません。ほんとうにありがとう赤チャン。>(56・57頁)

印象的なのは、この時代の子どもたちの伸びやかさや、それを見守る大人たちの温かさ。

まさし少年は、幼い頃からヴァイオリンの稽古で忙しかったようですが、
いまの子どもたちのような閉塞感は無かったのではないかと思います。

いまの子どもたちは、「何して遊ぶ?」とは言わないそうです。
「いつ遊べる?」「何時まで遊べる?」と言うのです。
たしかに、うちの子どもたちを見ていてもそうです。
子どもが忙しすぎるんですね。

本には、名曲「フレディもしくは三教街」の原風景も語られています。
そしてあの名曲もまた新たな思いで聴きました。

♪母がまだ若い頃 僕の手を引いて この坂を登るたび いつもため息をついた

忍ぶ忍ばず無縁坂 かみしめるような ささやかな僕の母の人生♪(「無縁坂」)

 

【今日の一句】

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見直そう お部屋の日当たり 風通し

まずはモノの処分から。

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