今年の運動会はどうなる!?『教育という病』

『教育という病 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」』 (内田良/光文社新書)

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このままでいいんかな、これっておかしいんじゃない?と誰もがどこかで感じていた教育現場の問題を、鋭く突っ込んで解説してくれています。

僕の学生時代の卒論は、「不登校」をテーマにしたものでした。教育問題にはそれなりに関心があったわけです。その後、三人の子どもの親となって、それはさらに強くなりました。また、当院に通ってこられる方には学校の先生も少なくなく、もちろん保護者側の方も大勢おられることから、いろんな立場のお話を聞かせてもらっています。

僕の印象は、「教師の疲労度はハンパない」です。ここ10年くらいで加速しているといいます。

日々子どもに接する先生がクタクタに疲れ切っているのでは、子どもに良い影響がいくわけもありません。

そしてこれはもはや、個々人の先生の能力とかやる気の問題ではなく、制度的な問題であることは、誰の目にも明らかなはず。

本書では、

  • 第1章では、運動会で盛り上がっている「組体操」のリスクについて、
  • 第2章では、4年生イベントとして広がっている「2分の1成人式」のリスクについて、
  • 第3章では、「部活動」での体罰などのリスクについて、
  • 第4章では、その「部活動顧問」の先生の負担のリスクについて、
  • 第5章では、「柔道界」の変化について、

エビデンスを重視する立場から論じていきます。

僕自身は、現在の学校や部活動のあり方には、なんとも薄気味悪い奇妙な盛り上がりとヘンな束縛を感じて仕方ありません。自分がおかしいのか?と思っていたのですが、どうもそうでもないらしいと本書を読んで安心しました。

いや、安心している場合じゃない、というのが本書の提言でした。こういう声がもっと大きくなっていくことを望みます。

【今日の一句】

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もしかして 副腎疲労症候群?

疲れやすい、やる気が出ない、うつっぽい・・・、心ではなく副腎の病気かも。

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