『「いき」の構造』は「いき」か??

『「いき」の構造』(九鬼周造/岩波文庫)

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前から気になっていたのに、長いこと読んでいなかった、そんな中の一冊。

九鬼周造って人が何者かも知らなかったけど、哲学者だったんですね。

日本語の中でも特に日本らしくて日本人にしか腑に落ちないような言葉「いき」を、西洋哲学の論法で説明したところが、どうもすごいらしい。

読んでるとほとんど「頭の体操」のようで、よくもまぁこんなにコネコネと理屈をこねくり回せるものだわい、いったい何がしたいんこの人?って言いたくもなる。

と同時に、なるほどねぇ、などと感心したりもする。

著者によれば、「いき」には重要な要素として、「媚態」「意気地」「諦め」の三つが欠かせないらしい。

「媚態」は異性に対するものであり、「意気地」は江戸文化の道徳的理想、「諦め」は執着を離脱した無関心だという。

<「いき」という存在様態において、「媚態」は、武士道の理想主義に基づく「意気地」と、仏教の非現実性を背景とする「諦め」とによって、存在完成にまで限定されるのである。>(30頁)

なんのこっちゃ??って感じだけど、結論として、「いき」をこう定義する。

<「垢抜けして(諦)、張のある(意気地)、色っぽさ(媚態)」>(32頁)

面白いのは、上のようにかなり独断的に定義したあとで、こういうのが「いき」で、こういうのは「野暮」だ、と具体的に論じていくところ。

たとえば、<姿勢を軽く崩すこと>や、<うすものを身に纏うこと>や、<湯上り姿>などが「いき」だという。

ほかにも、<姿が細っそりして柳腰>とか、<細おもて>とか、<横縞よりも縦縞>などが「いき」らしい。ほとんどあんたの好みでしょ!って突っ込みたくもなるが、それなりの理屈がついてくる。

妻に説明していたら、

「それって美空ひばりのことだね!」

「ははん、ハンカチ落ちてましたよってさりげなく渡してあげるのは「いき」だけど、ついでに電話番号聞こうとするのは「野暮」ってことね!」

とか、ほんと女性ってどうしてこう直感的にわかりやすく解説できるんでしょうね。九鬼ちゃんも真っ青ですよ。

ところで、読みながら、次は岡倉天心の『茶の本』なんか読みたいなーと考えていたら、なんとこの二人はものすごく密接な関係にあるとのこと。

興味ある人は調べてみてください。びっくりしますよ。

ともあれ、ボクが一番思ったのは、「いき」をここまで哲学的に論じることは、はたして「いき」なのだろうか?ということでした(笑)

 

【今日の一句】

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ごそごそと 動いて保とう 運動器

面倒臭がらない。

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スタンドは真っ赤なのに

昨日、お誘いをいただいて、急きょ駆けつけました。

着いたときにはこの盛り上がり。

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えっ、こんなええ席でええの!?ヒャッホー。

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かつ丼はうまいし、

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スライリーは目の前じゃし、

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菊池の深い守備位置もばっちり。

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でも、終わってみれば・・・・。落胆のヨシヒコシャツ。

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帰り道で、同じシャツ着た同世代お父さんを見かけました。

【今日の一句】

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2位通過 広島人の 合言葉

気のせいか、いつもより字が小さくなって・・・。

芸術の秋?

この季節はつい写真を撮りたくなりますねぇ。

今朝の通勤途中の景色です。

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今日も元気にお仕事させていただきます!

【今日の一句】

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サポーター 股関節用 あるんだよ

意外に知られていませんね。

『五輪書』備忘録

『五輪書』(宮本武蔵/岩波文庫)

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1645年、武蔵が60歳にしてしたためた兵法の心得。

我がなりわいの手技療法も体技であり、学ぶところ多し。

よってここに忘れちゃいけんと、我がために書き留めるなり。興味のある人は読んでね。

 

  • 太刀はひろき所にてふり、脇差はせばき所にてふる事、先づ道の本意也。此一流におゐて、長きにても勝ち、短きにても勝つ。
  • 先づあふ拍子をしつて、ちがふ拍子をわきまへ、大小・遅速の拍子の中にも、あたる拍子をしり、間の拍子をしり、背く拍子をしる事、兵法の専也。
  • 兵法の道におゐて、心の持ちやうは、常に心に替る事なかれ。常にも、兵法の時にも、少しもかはらずして、心を広く直にして、きつくひつぱらず、少しもたるまず、心のかたよらぬやうに、心をまん中におきて、心を静かにゆるがせて、其ゆるぎのせつなも、ゆるぎやまぬやうに、能々吟味すべし。
  • 観見二つの事、観の目つよく、見の目よはく、遠き所を近く見、ちかき所を遠く見る事、兵法の専也。敵の太刀をしり、聊(いささ)かも敵の太刀を見ずといふ事、兵法の大事也。
  • 構(かまえ)五つにわかつといへども、皆人をきらん為也。…いづれのかまへなりとも、かまゆるとおもはず、きる事なりとおもふべし。
  • 太刀をはやく振らんとするによつて、太刀の道さかいてふりがたし。太刀はふりよき程に静かにふる心也。…太刀を打ちさげては、あげよき道へあげ、横にふりては、よこにもどりよき道へもどし、いかにも大きにひぢをのべて、つよくふる事、是太刀の道也。
  • 敵の太刀、ひかん、はづさん、うたんと思ふ心のなきうちを打つ拍子、是一拍子也。…我打つとみせて、敵のはりてたるむ所を打ち、引きてたるむ所を打つ、是二のこしの打也。
  • 敵へ入身に少しも手を出す心なく、敵打つ前、身をはやく入るる心也。手を出さんと思へば、必ず身の遠のくものなるによつて、惣身をはやくうつり入るる心なり。手にてうけ合はするほどの間には、身も入りやすきもの也。
  • 他流の道をしらずしては、我一流の道慥(たしか)にわきまへがたし。
  • つよき心にてふる太刀は、あらき物也。…又つよき太刀といひて、人をきる時にして、むりにつよくきらんとすれば、きれざる心也。
  • 我道に有構無構といひて、かまへはありてかまへはなきといふ所也。
  • 兵法のはやきといふ所、実(まこと)の道にあらず。…其道上手になりては、はやく見へざる物也。…諸事しつけたるもののする事は、いそがしく見えざる物也。

 

我、二刀流カイロプラクターとなるやもしれず、ふふふ。

 

【今日の一句】

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骨盤の 真上に肩が きてますか

肩が後ろに引けている人が多いです。

 

深入山

きのうの祝日は、県北の深入山へ登ろうデー」になりました。

市内から車で1時間弱の近さなのに千メートル級です。

ボクはこの山は約20年ぶり。うちの子たちにとっては、ここまで本格的(?)な登山は意外にも初めてです。

スタート地点にて。むむ、妙に決まったポーズをしとるのは誰じゃ?

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急登に悪戦苦闘。

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紙おむつも土まみれ。(ちなみにこれ、落っこちてます)

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ススキ越しの秋空がさわやか。

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頂上で皆さんお弁当を広げてました。

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お花もたくさん。

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カマキリくんも。

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11時スタートの16時下山。お疲れっした!

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山登りを敬遠がちだった妻が、いたく気に入った様子で、「トレッキングシューズが欲しい」などと言い始めました。

ボクも学生時代のヤマ屋魂が呼び起こされるような一日でした。。。

 

【今日の一句】

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いい季節 里山登山で 健脚に

年配のご夫婦なども多く見られました。足腰作りにはうってつけかもしれませんね。

順調に

きのう、オラフの声真似をして言ってみた。

「ぼぉくは誰だかわかるかぁい?」

次女がひと言。

「ロサリオ!」

(ガクッ)

「カンケイないから~」って歌っておこうか、、、

 

尚、三女は最近、自然に一発芸を覚えました。

「RCC(アールシーシー)」と振ると、

「カープナイター!」と返します。

うちの子たちは、順調に育ってくれているようです。

 

【今日の一句】

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どうせなら 見る側よりも 踊る側

こういう人はいつまでも若いですね。