BUSHIDO

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『武士道』(新渡戸稲造著・矢内原忠雄訳/岩波文庫)

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「我、太平洋の架け橋たらん」と明治から昭和にかけて生き抜いた新渡戸稲造。

1899年(明治32年)38歳にして、外国に日本人を正しく知らしめようと英文で書いた名著。

矢内原の訳文も素晴らしいのだけど、なによりこれを英文で書いたということに驚きます。

新渡戸が、キリスト者でありながら、同時に日本人としての矜持を強く持っていたことがひしひしと伝わってきます。

「武士道」が日本人の精神構造にこんなにも根づいているんですね。(あー、日本人っていいなー)と実感。

桜とバラを日本とヨーロッパに類比しているところなんか絶妙ですよ。

<(桜は)その美の高雅優麗が我が国民の美的感覚に訴うること、他のいかなる花もおよぶところでない。薔薇に対するヨーロッパ人の讃美を、我々は分かつことをえない。薔薇は桜の単純さを欠いている。さらにまた、薔薇が甘美の下に刺を隠せること、その生命に執着すること強靭にして、時ならず散らんよりもむしろ枝上に朽つるを選び、あたかも死を嫌い恐るるがごとくであること、その華美なる色彩、濃厚なる香気―すべてこれらは桜と著しく異なる特質である。

我が桜花はその美の下に刃をも毒をも潜めず、自然の召しのままに何時なりとも生を棄て、その色は華麗ならず、その香りは淡くして人を飽かしめない。(中略)太陽東より昇ってまず絶東の島嶼(とうしょ)を照し、桜の芳香朝の空気を匂わす時、いわばこの美しき日の気息(いき)そのものを吸い入るるにまさる清澄爽快の感覚はない。>(p.146)

「義」「勇」「仁」「礼」「誠」「名誉」「忠義」など、日本人を日本人たらしめ、また自分の中にもたしかに息づいている「武士道」の徳について、あらためて教えられます。

(こんなに偉い人がいたんだな、お札になってもおかしくないわ!)と妙に感心した次第です。

【今日の一句】

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小指側 手首の痛みは 筋肉痛

筋肉からの痛みも案外多いのです。

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BUSHIDO」への2件のフィードバック

  1. これも、読んでみたい1冊です。
    今、紹介いただいた門田さんの「死の淵を見た男」を読み始めました。

    ところで、お店のサイトで「抱っこひもの姿勢について」を拝見しました。
    なるほど! さっそく娘に知らせます。
    あちらにコメント入れようと思ったのですが、なぜか入りません。(T_T)

    • nagatani様
      あれ、コメント入らないですか?おかしいですね、、、
      ぜひ知らせてあげてください。
      この本は、自分の中にあった「武士道」に気づかせてくれました。
      切腹や女性に関する論述も、日本人ならよくわかるし、読み応えありますよ。

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