「今年のカープは期待できるぞ論」を佐藤優風に書いてみる。

(以下は佐藤優風に勝手に書くパロディーです。あまり真面目に読まないようご注意ください。)

「今年のカープは期待できそう」。メディアの報道から広島市民の日常会話に至るまで、あちこちにこのような論説を見聞する。筆者の考えも同様である。

根拠は四つある。

第一に、投手力の充実、特に先発陣の充実ぶりだ。これには新戦力の大瀬良投手の加入も大きい。

第二に、選手間の競争が良い方向に作用していると思われることである。今期オープン戦における各選手のアピールぶりは、近年見られなかったほど激しかったと筆者は見ている。

第三に、野村監督の指導者・統率者としての成長である。これまでの野村監督の采配は、選手を単なるコマとしてのみ見ているところがあった。マルクスのいう人間疎外、労働力の商品化にもつながりかねない見方だ。しかし昨秋あたりから、選手を鼓舞し、盛り上げる心理術を学びつつあるようで、そこに期待したい。

第四に、ファンの後押しだ。昨年流行語にもなった「カープ女子」をはじめとする熱狂的カープファンは必ずや選手の力となるだろう。
筆者の理解ではカープファンには二通りある。カープファンを人生のある時点で選択した人と、生まれたときからカープに染まっていた人の二つだ。ちなみに筆者は後者に属する。筆者のようなタイプには、「広島出身ということはやっぱり広島ファンですかぁ?」などという質問は、国策検察官の誘導的質問と同じく、答えるに値しないもののように映ってしまう。だからそんなときは、「ふふふ、私には生まれたときから赤い血が流れてるんですよ」と穿った回答をしてお茶を濁すことにしている。この複雑な広島人の内在的論理をおさえておくと、今後の筆者のカープ論がいくぶんか理解しやすくなると思う。

さて上記の「期待」には、当然、いちファンとしての「希望的観測」が包含されているのであるが、これを「希望的観測」に終わらせないために譲れない重要なポイントがある。

それはチームリーダーの出現だ。

強いチーム、もしくは強くなるチームには、必ずチームの柱となるリーダーが存在する。少し前では、引退した宮本(ヤクルト)や金本(阪神)、現役でいえば阿部(巨人)のような選手だ。カープのリーダー不在は言われて久しい。

昨年台頭した丸選手や菊池選手には若手のリーダーとして引っ張ってもらいたい。今期入団した田中選手も、リーダーとなる資質を十分に兼ね備えているように見える。しかし、いずれも「次世代リーダー」と言わざるを得ない。

そこで筆者が注目しているのが、梵選手だ。年齢的にも実力的にも、彼がグランドの内外でどれだけチームを引っ張っていけるかがカープ躍進の大きなポイントといえるだろう。

さて、本稿で筆者が下手な物真似を試みた佐藤優氏は、世界には帝国主義の時代が再来しつつあるとしばしば指摘している。現代は、新自由主義が行き詰まりを見せる中、今後どのような方向で動いていくのか予測のつけにくい時代であるのは間違いないだろう。
そんな中にあって、このように朝から空き時間を利用してちまちまと一人楽しみながらカープを論ずることができるとは、なんと幸せなことかと筆者は痛感する。
平和ボケしてはならないが、いつまでもカープの話で盛り上げることができるような平和な世の中が続いて欲しいと切に願いつつ、また、今夜からのカープの快進撃を期待しつつ、ひとたび筆を置かせていただくこととする。

(最後までおつきあいくださりありがとうございます、、、、)

【今日の一句】

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いざ開幕 絶対イケるぞ 今年こそ

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